群発頭痛
現在までの群発発生状況
以下の表は、群発頭痛発症から現在までの群発期発症回数を表したものです。
だいたいこんな感じでしたと言う表です。正確に記録していたわけでは無いので感覚です。でもいい感じで表せていると思います。(40代後半はあっています。病院記録を参考にしているので)
24歳の時に初めて発症。
この表通り、30歳台がピークでした。発症する月はランダムですが、毎年3回は発症していました。
痛みのレベルは若い時から変わらないのですが、痛みパターンがいつも一緒なのでいつ頃終息するのか予測がたてられた分、今まで生きてこれたのかな。
40歳後半で隔年と、発生する頻度が減ってきました。群発頭痛は高齢になってくると、だんだん緩和してくるそうです。(私の場合の50歳以降については後述)
今のところ数年間発症していません。完全に終息してくれていることを祈るばかりです。
群発頭痛をどれだけの時間我慢できていたのか
私の場合1回の群発期で30日間連続で発症し、日に平均2回程度、1回当たり平均60分間痛みが続きます。私が地獄の痛みに我慢してきた時間を算出してみました。(超概算です)
延べ54回の群発期の恐怖を味わい、
54回群発期 × 30日間 =1,620日間、世界三大痛みがおそってきて、
1,620日間 × 平均2回/日 =3,240回激痛に襲われて、
3,240回 × 平均60分間/回 =194,400分(3,240時間)狂うような激痛に耐えた。
すごいですね。良く頑張ってきましたと、生きてこれたと、精神的な病気にならなかったと、そして今でも仕事を辞めずに続けられている事、本当に自分を褒めてあげています。
超概算で算出してみましたが、気の遠くなるような時間です。もう二度と味わいたくない痛みです。
世界三大痛と言われる「尿管結石」は痛み持続時間は2~3時間程度、鎮痛剤の効果が見込まれ、又、手術や結石の手術による摘出や時間はかかるが自然排出での完治ができる。又、再発の恐れがあるが、通常であれば人生で1回程度でしょう。
尿管結石未経験なので比較してはいけないのでしょうが、お互い死に直結する病気では無いし、治療方法もある。完治もする。痛みも1回だけ数時間。(数回かもしれませんが)不謹慎かもしれないが、痛みのレベルが同程度、もしくは以上であっても群発頭痛より、尿管結石になる方が良いと何度も思ってきました。
同じく世界三大痛の「心筋梗塞」は比べる事が出来ないですね。生死にかかわる大きい病気である為、これば比較できませんね。
群発頭痛の病名が判明するまでの10年間
24歳で頭痛発症して10年以上経過。
この間、数百日間、数千回、数千時間激痛に耐えて生きてきました。
この10年以上、病院も何十回も通いました。病院自体も何院も変えて受診しました。CT検査(断層撮影)やMRI検査、血管異常をあぶりだせるMRA検査なども何回行ったことか。
埼玉県の総合病院、埼玉県の国立病院、あきる野市の総合病院、青梅市の総合病院、朝霞市の病院、福生市の総合病院、川崎市麻生区の病院、小金井市の病院。すべて脳神経外科での受診です。覚えているだけでこれだけの病院に行っています。
そしてすべての病院で下された診断結果は「ただの偏頭痛」。
これだけ色々な病院で受診しているので、35歳までこの頭痛は「ただの偏頭痛」であると思い込んでいました。
その間、服用していた薬と言えば、処方薬だと「ロキソニン」
市販薬は「ノーシン」「バファリン」「セデス」「イブ」その他店頭に置いてある鎮痛薬という名前の付いた薬はほぼ制覇していました。
処方薬も市販薬も気休め程度。危険な服用の仕方も行っていました。
次は病名がやっと判明した時の事を書きます。PART3に続く